絶賛不定期連載中
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『あなたは覚えていますか?


あなたが私に愛を伝えてくれた時のことを。
あなたが優しく私に微笑みかけてくれた時のことを。
あなたがその大きな心で私を包み込んでくれた時のことを。
私は今でもはっきりと覚えています。
たぶん、いや、絶対に一生忘れることはありません。


この前あなたは言ってくれましたよね。
「ずっと君と一緒にいたい」と。
私は信じています。いや、信じていました。


私はあなたを愛しています。
これからもずっと愛していきます。


もうあなたと会うことは無いかもしれません。
だから最後に一言だけ言わせてください。


「私はあなたを許さない」』



こんな手紙―手帳の切れ端だが―を彼の家に置いてきた。
置いてきたと言うには少し生易しいかもしれない。
正確に言うなら「テーブルの上の手紙に包丁を突き立ててきた」というところだ。


彼は私を置いて他の女のところへ行ってしまった。
まだ決まったことではないがそんなところだろう。
なんせ私の家に全裸の彼と女が居たんですもの。
「やべ、カワイイじゃん」それが女の第一印象。


彼も女もメチャクチャ慌ててた。たぶん二人して着るものを探してたんだと思う。
二人とも壊れたゼンマイ仕掛けのおもちゃみたいだな、と思ったところまではハッキリ覚えている。


その時、残念ながら私の部屋に私の居場所は無かったらしい。
私は何か意味の分からない呪詛めいた言葉を吐き出しながら部屋を飛び出した。


そして今、死に場所を求めて歩き回ってます。

―続く―
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【2005/06/24 22:46】 物語 | トラックバック(0) | コメント(0)













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